2004年4月


治療の概要

当院は、中国の古流派の流れをくむ伝統的な中国医学の観点から治療しています。四診(問診・聞診・望診・触診)・弁証論治(診察・診断・治療)による本格的な中国医学の治療です。

鍼灸治療が主ですが、症状に合わせて手技療法(中国整体・整骨・あん摩等)・養生法など、総合的に行っています。整形外科的な痛みの治療には、西洋医学の考え方も取り入れています。

主な診察法 目的

  • 【人迎気口診】 病因診察・診断法
  • 【六部定位診】 内傷系病因診察・診断法
  • 【気口九道診】 内傷および骨傷系経絡診察・診断法
  • 【傷寒脈状診】 外因性・伝染性疾患診察・診断法
  • 【西洋医学的触診法 】
  • 治療法 目的

  • 【鍼灸治療】
  • 【医療推拿】 皮膚・筋肉などの軟部組織に対する中国的按摩マッサージ治療
  • 【中医整骨】 中国医学的関節操作法
  • 【モビライゼーション】 カイロ系の関節操作法
  • 【薬膳指導】 中国医学的食養生法
  • 【テーピング】 捻挫や関節痛に対して行います
  • 【気功・ヨーガ・呼吸法】 自室神経失調由来の病気・姿勢改善などに使います。
  • ※鍼は完全ディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)を使用しています。
    ※鍼は患者さんの体質や治療目的に応じて、日本の鍼・中国鍼などを使い分けています。


    適応症(旧)

    適応症のページは鍼灸の適応疾患のページに移転しましたので、そちらをご覧下さい。


    診療時間・曜日 料金等


    予約制です。かならず予約・問診票記入のうえ、ご来院ください。
    ※土曜午後、日・祝は予約がある場合のみ診療いたします。ただし講習会
    参加等で休診にする場合がありますので、必ず前日までにご予約ください。
    初診料   2000円
    治療費   4000円
     5回券  19000円(3800円/回)
    10回券  36000円(3600円/回)
    小児鍼   小学生低学年以下 1500円
    推拿治療6000円

    ※中学・高校生は治療内容により安くすることもあります

    ※保険治療は別の料金体系になります。

    ※平成26年4月1日より下記のとおり改定させていただきます。
    初診時   6000円
    再診料   5000円
     5回券  21000円(4200円/回)
    10回券  40000円(4000円/回)
    小児鍼   小学生低学年以下 1500円
    推拿治療6000円

    ご来院時の注意事項・問診表

    背中・お腹・手(特に肘から先)・足(特に膝から下)などを診察・治療します。着衣は脱いでいただく必要はありませんが、おなかや背中を出せる診察しやすい服装でお越しください。ワンピースやきつい下着は不適当です。ジャージ・トレーナなどの着替えを持ちになっていただいても結構です。

    中国医学では舌を診る診察法を行います。治療2時間前以降に、舌に色をつくものを食べたり飲んだりしないでください。たとえばコーヒー・グレープジュース・仁丹・キャンディーなどです。

    治療時間は初診の場合、1時間~1時間半くらいです。それ以外は1時間前後です。当院の治療時間は時間制でなくて、「その時点でもっともいい体調になったとき」です。30分でも1時間半でも治療費は変わりません。

    問診票ダウンロード

    次の問診票にできるだけ詳しく記入してお持ちください。

    一太郎形式  (41.5kB)
    WORD形式  (64kB)
    PDF形式    (172kB)
    ☆問診表記載の料金は平成26年4月1日からの新料金になっています。
    それ以前は旧料金になります。詳しくは>>こちらの記事

    ※できましたらB5サイズの用紙に印刷お願いします。
    ※一太郎もしくはMicrosoft Wordをお持ちでない方はPDF形式でダウンロードしてください。 Adobe社のAcrobatReaderが必要です。Adobe社のHPより無料でダウンロードできます。


    婦人科の基本方針

    婦人科の治療方針も「治療の前提」に書いたことが基本です。月経がある年代の方は、それに基礎体温の変化に応じた治療を行うということが加わります。
    基礎体温は月経がある女性の健康のバロメーターのひとつです。正常な方の基礎体温は低温期と高温期がはっきり分かれ、長さも規則正しく、きれいな二相性になっています。きちんと低温期・高温期がきちんとあるか、その長さは?温度は?・・・といったことを考慮に入れて治療していきます。


    妊婦さんの治療についての基本方針

    Gum05_cl10065 妊娠初期の初診の方は、お断りしています。
    当院では妊娠初期に初診で治療するのは、
    つわりで困ってらっしゃる方を除き、基本的にお断りしています。
    これは流産した場合、当院の治療が原因であると受け取られるのを危惧するためです。


    自賠責保険

    自動車事故で被害者として怪我(むち打ちなど)をした場合、加害者側の自賠責保険で鍼灸治療を受けることができます。

    お取り扱い手順
    1) 被害者ご自身で加害者の自賠責保険会社の担当者に連絡を取り、「○○鍼灸治療院で鍼灸治療を受けたい」旨を伝えます。
    2) 保険会社が鍼灸治療院での治療を了承しますと、被害者に指定された治療院に連絡が入ります。保険会社の担当者と治療院側が治療費に関して交渉します。

    3) 上記の交渉が成立してから治療が開始されます。治療終了までの治療費は、定期的に治療院側から保険会社に請求されます。


    注意点
    ※ 治療院に行かれる前に、お近くの病院・診療所の整形外科で検査・診察をお受け下さい。

    ※ 通院される整形外科は、お仕事やお住まいの場所などを考慮し、利用しやすいところが便利です 。
    事故直後に救急で行かれた病院から、受診しやすい病院への転院は可能です。病院と加害者側の保険会社に連絡して手続きをとっていただくことになります。

    ※相手方の保険の担当者が、保険金の支払いを安く押さえようとして、「鍼灸で自賠責で治療はできません」「医師の同意が必要です」などとウソを言うこともあるようです。どちらも間違いで、自賠責保険での治療ができますし、医師の同意も不要です。もしそのように言われた場合はご相談ください。

    むちうちの鍼灸治療のページもご参照ください。


    健康保険

    社会保険・組合保険・共済保険等の健康保険です。鍼灸治療院での健康保険取り扱いは、病院・診療所での取り扱いと違い、いくつかの条件があります

    取扱い疾患名 鍼灸院で保険取り扱のできる疾患名は次の6種類に限られています。

    頚腕症候群
    五十肩
    腰痛症
    リウマチ
    神経痛
    外傷性頸部捻挫後遺症(むちうちの後遺症)

    医療先行 治療院で治療をうける前に、医療機関で検査・治療が必要です。
    下記の同意書を発行していただけない医療機関もあるので、事前に当院にご相談ください。
    医師の同意書 鍼灸院でお取り扱いする前に、医師に同意書を書いて頂く必要があります。用紙は当院にあります。
    再同意 3ヶ月ごとに医師の再同意が必要です。
    医療併用不可  同意書に記された病名で医療機関の治療を併用することは出来ません(同意書・再同意書作成時の検査は含まれません)。


    労災保険

    労働者が業務中、もしくは通勤途中で負傷したり、疾病にかかったとき受けられる保険です。都道府県労働基準局長の指定・指名を受けた医療機関で治療が受けられます。

    鍼灸治療を受けるには、労災規定の診断書を医師より受け、指定された用紙に勤務先に必要事項を記入していただくことが必要です。

    病院・医院での治療と同時に鍼灸治療を受けることが出来ます。

    お取り扱い手順
    1) ご来院していただくか、もしくはお電話でお問い合わせください。ご説明後、医師の診断書用紙・労災保険の請求書等の必要書類をお渡しします。

    2) 医師の診断をうけていただいて必要書類を書いていただきます。

    3) 会社および役所で労災の認定手続きをしていただきます。
    4) 2および3で記入していただいた書類を持参していただき、治療を開始いたします。


    中国医学の思想

    古代中国哲学、特に道家の流れをくむ医学には、太極・気・陰陽・五行・易といった理解の鍵となる概念があります。それをふまえて宇宙観・自然観・哲学・人体観を作り出しました。これらは古代中国人の自然や人体に対する深い感覚体験を、きわめて高度な理性によって概念化・体系化させようとしたものです。中国医学に通底する思想の部分は、哲学でいう自然哲学の分野に属します。通常は主観的とされる感覚体験を、客観的な態度で観察を行い、合理的・実践的体系を作り上げてきました。それらは、同じような態度で人体を観察しようとするのならだれでも共有できるようなものです。

    伝統的な中国医学は道家の思想を根底に据えた『黄帝内経』や、漢方治療の原典である『傷寒雑病論』といった古典をふまえています。『黄帝内経』は戦国時代にはすでに原型が作られていて、中国医学のまとまった文献としては最古のものです。『傷寒雑病論』は後漢末の張仲景がまとめた薬物治療(漢方)の本です。現代に行われている治療の源流はこれらにあります。しかし中国医学は長い歴史の中で発展・分化していき、多くの流派・学派が生じました。また鍼灸、湯液(薬物治療)、薬膳、導引など、治療技術の違いにより、得手不得手な分野が違ってきます。そのようなわけで、いくつもの治療体系・方法が生まれました。