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2004-05-04

骨折後の治療

骨折の疑いがある場合は、まず信頼のおける整形外科を受診ください。骨折した場合、レントゲンを取って骨折の状態を確認し、ギプス固定します。手術が必要な場合もあります。これは整形外科の医師の仕事で、鍼灸師の仕事ではありません。ただし骨折箇所が癒合したあとのリハビリとして鍼灸治療を行うのは大変効果的な治療法です。

骨折の鍼灸治療は、

  1. ギプス固定中の関節拘縮の予防
  2. ギブスを取った後のリハビリ治療

などに非常に有効です。

ギプス固定中の関節拘縮の予防について

四肢の骨折ですと程度にもよりますが、1~2ヶ月程度、ギプス固定をします。ギプス固定をして関節や骨折部位が動かないようにするわけですが、数週間固定した状態にしておきますと、関節の可動性が低下したり、筋肉が伸び縮みしにくくなります。それを予防するために鍼灸治療が有効です。ギブス固定をしたまま可能ですので、ご連絡していただき、当院へお越しください。

ギブスを取った後のリハビリ治療

そこで骨折箇所がくっつきますとギブスをはずして、関節の可動性や落ちた筋力を回復させるためにリハビリ治療をします。
病院ではリハビリ治療として、温熱・電気療法、理学療法士やマッサージ師によるマッサージ、関節可動域訓練などが行われます。このうち、可動域訓練がけっこう痛いんです。

事前に温熱療法で患部を暖めてから可動域訓練をするのですが、それでも結構痛いです。そういうときには鍼灸をしてから可動域訓練してやると、痛みが少ないですし、治りも早いです(ただし、諸事情のため、鍼灸治療をリハビリに取り入れている病院は少数です)。

患者さんによっては、ほとんど無痛で可動域訓練ができます。
当院では骨折後、ギプス固定をはずされた方に対して、鍼灸治療を取り入れた関節可動域回復の治療をしています。患者さんによっては、鍼灸治療だけで、かなり可動域が改善します。

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