toggle
2010-06-03

足首の捻挫

足首の捻挫が治らない・・・という方が結構いらっしゃいます。

以下のように、鍼灸や医療推拿を取り入れば治療を行えば、そういう方にも対応できるかもしれません。

スポーツや階段を踏み外して足首を捻挫する場合、大半は内反捻挫と呼ばれる捻挫をします。足の甲が内側へ曲がる捻挫です。その時に足の外側の踝(くるぶし)から下の方へ伸びている靱帯が伸ばされ過ぎて、部分断裂を起こしたりします。

治療のポイントは以下のとおりです。

急性期

  1. 炎症を早く抑えること。
  2. 固定すること。
  3. 関節の接合面が正常かどうか、つまり骨がずれていないかどうか。

慢性期

  1. 関節が緩すぎないか?
  2. 患部付近の骨のズレがないか?
  3. 腰・骨盤のずれがないか?
  4. 胃腸の状態。

急性期の治療~鍼灸・医療推拿でできること ~

1)炎症のある患部を通るラインを、足先までたどり、趾先に硬結・圧痛があるかどうか確認します。あった場合、三稜鍼という特別な鍼を使いますと、その場で熱感と腫れ、内出血が改善されます。2~3日続けると、通常の保存療法より、早く回復できることが多いです。

2)基本的にテーピングかサポーターです。最近は症状に合わせたよいサポーターが出ていますし、テーピングはかぶれたり、貼り替える手間が必要だったりで、サポーターの購入をお勧めしています。当院には在庫をおいていないので、取り寄せか、どこかで購入いただくことになります。テーピングは、基本的に急場しのぎで使っています。

3)整形外科や整骨院で結構見落とされるのが、くじいたときに生じた骨のズレです。足の関節をひとつひとつ動かして、チェックしていきます。ずれていたら関節操作の整体をして戻します。この3点を一緒にやりますと、急性期の一般的な捻挫は、早く回復することが多いです。

慢性期の治療~ 鍼灸・医療推拿でできること ~

慢性期の定義ですが、発生から1ヶ月以上経っているもの。特に、数年経っても、ときどき痛むという患者さんが、当院をよく訪れます。整形外科での治療はあまりめぼしいものがないようで、ドクターショッピングをしてから来られます。当院でのチェックポイントは4つ

1)過去の捻挫がひどすぎたり、なんども同じところを捻挫していると、靱帯が伸びて、緩くなっていることがあります。このチェックを行います。

2)次に骨のズレのチェック。レントゲン上では問題ないとされていても、微妙にずれていたり、関節の動き、特に足根骨の可動性に問題があることが多々あります。微妙なので、見落とされることが多いんですね。そういう部位がありましたら、元へ戻して、動きをよくしてやります。

3)長期に渡って足が痛むと、背骨や骨盤のズレ・動き、左右の筋肉のバランスが悪くなっていることがあります。あればそれを治してやります。

4)鍼灸・医療推拿の独断場?です。胃腸が弱い人は、筋肉に力が入り辛く、関節も緩い方が多いです。こういう方は胃腸の働きを調えてやります。手技療法では、なかなか胃腸の調整が難しいですが、当院の医療推拿は鍼灸と同じ理論・治療体系になっていますので、胃腸を調節して、関節の痛みや状態を改善することも狙えます。

関連記事