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2019-08-12

手術後の痛み・しびれ・吐き気・引きつりなどの不定愁訴

ガンや潰瘍で胃・小腸・大腸・胆嚢・肝臓・腎臓などの腹空内の手術をされた方にはどうしても癒着があって、不定愁訴などが生じることがよくあります。たとえばお腹の引きつり、しくしく痛む、吐き気(嘔吐感)、下痢をしやすい、足が冷える・だるい・浮腫む(むくむ)等といった内科的症状から、肩凝り・腰痛・膝や足首の痛み、頭痛なんかも生じたりします。

こういった症状は癒着によって血行やリンパの流れが悪くなったり、ひきつれが生じて体の柔軟性・可動性が低下したり、前後左右上下のバランスが悪くなって起きていることが多いのです。

こういう場合には内臓を細かく触診してその癒着由来の部分の血液・リンパの流れ、ひきつりを細かく触診し、それを改善させる治療をしてやらないと、すぐもとにもどったりします。手術範囲が広いと根気がいる(回数がいる)ことが多くなりがちですが、必ず改善していきます。

鍼灸を受けて改善してもすぐ元に戻る場合

ただ鍼灸師、特に伝統鍼灸・古典鍼灸とうたっている人の多くは経絡や経穴を重視しして、解剖学的に細かい触診をする人が少ないので、治療の直後はよくなってもすぐにもとにもどったりします。推拿やあん摩(按摩)・指圧・カイロプラクティックやオステオパシーなんかを取り入れている鍼灸師は腹部の深いところまで解剖学のことを考えながら触診する人が多ので、鍼灸治療を受けてもなかなか改善しない場合は、そういう鍼灸師に診てもらうのもひとつの手です。

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