中医古典– category –
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空海は五行説の成立に言及していた
11/16日に竹村牧男先生の「空海の人間観-『十住心論』の「帰敬頌」を読み解く」という講座があります。配信のお手伝いとして私も参加します。打ち合わせでレジュメをい... -
『霊枢』本神篇講義1 ~本神とは何か?~
本稿は、令和6年5月の25日に、私がオブザーバーを務める仏教サロン京都での講義をまとめたものの一部です(連載予定)。そのときに使用した『霊枢』本神篇の超訳バージ... -
講座「古代中国の神秘主義的人体論」の切り抜き動画ができました
https://www.youtube.com/watch?v=gF3wJx9S3fY 先日仏教サロン京都で行った「古代中国の神秘主義的人体論」の切り抜き動画ができました。2時間の講義の内の15分ほど... -
黄帝内経霊枢 本神篇(超訳)
以下に『黄帝内経霊枢』の第八章にあたる本神篇の超訳を載せます。これは2024年5月の25日に、仏教サロン京都さんで行った講義で使用した資料から抜粋したものです。同業... -
黄老思想という流派があるのか?
最近中国哲学の研究者だけでなく、中国医学の研究者や臨床家にも『黄帝内経』の背後にある黄老思想について広まってきたのはいいことだと思う。ただ実践とどう結びつけ... -
鍼灸で本を治す、本治法ということ その1
X に投稿したものをまとめて加筆したものです。 精神科医の某先生は、少なくとも心の中に原因を求めても現在困ってる症状の原因かどうかわからない。それよりも今現在の... -
気一元論と陰陽五行、世界の分節化という発想
以下の文章は2023年の4月と5月に仏教サロン京都で行った五行論の導入として行った講義をまとめたものです。本年2024年の5月におこなう「古代中国の神秘主... -
講座:古代中国の神秘主義的人体論をやります
令和6年5月25日に仏教サロン京都さんで、中国医学の人体論について会場とWEBのハイブリット講義を行います。中国医学の基本図書である『黄帝内経 霊枢』の本神篇を... -
不眠の失眠穴は荘子の踵息が元ネタか?
不眠の治療で有名な経穴(ツボ)に失眠穴があります。踵(かかと)の中央部にあります。対処療法的なツボとして鍼灸師はよく使います。 なぜ踵で不眠が治るかですが、あ... -
中国の伝統医学・伝承医学の伝統や伝承を担保するということ(2)
先日、「中国の伝統医学・伝承医学の伝統や伝承を担保するということ」という題で、中国の伝承医学における血脈相承について書きました。伝統文化を学ぶ人間には当たり... -
中国の伝統医学・伝承医学の伝統や伝承を担保するということ(1)
※以下はX(旧Twitter)に投稿したものです。 中医の古典や伝承の信頼性をどのように担保するのか?基本は血脈相承。伝統宗教の宗派や芸能・武術なんかで、呼び方はいろ... -
ヒーラー・祈祷治療家はなぜ病気・早死にしやすいのか
知人の治療家が還暦で亡くなってしまいました。医学的死因は別にして、ヒーリング治療をずっとしていたからだと私は思っています。いわゆる「気」の感覚がすごく鋭敏で...