患者さん向け記事– category –
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治らない治療 ~遅い夕食なんとかなりませんか~
先日書いた「治らない治療~話したくない患者さん・聞き出したい治療者~」の記事がけっこう読まれたようなので、シリーズ化してみようかと思います。 今回は「遅い夕食... -
中国医学の望診の話(カゼのひきはじめの悪寒を例として)
某先生が「望診と聞診についてネットで書いている人をあまり見かけないね。」とSNSでつぶやいておられたのでちょっと書いてみましょう。これから冬に向けて寒くなって身... -
治らない治療 ~話したくない患者さん・聞き出したい治療者~
話したくない患者さん・聞き出したい治療者 治らない治療の原因はもちろんたくさんあります。患者・治療者どちらに原因があるかはケースバイケースですし、鍼灸院におい... -
『霊枢』本神篇講義1 ~本神とは何か?~
本稿は、令和6年5月の25日に、私がオブザーバーを務める仏教サロン京都での講義をまとめたものの一部です(連載予定)。そのときに使用した『霊枢』本神篇の超訳バージ... -
「こんなこと、鍼灸学校で習いませんでした!」という理由
X(旧twitter)に書いたのを加筆してまとめたものです。だから元の文章よりかなり変わっています。 学校で教えて欲しいんですが。。。 鍼灸学校で鍼を鍼管に片手で何度... -
帯状疱疹後の後遺症(帯状疱疹後神経痛) 軽く軽擦するだけで改善する例
先だって、「帯状疱疹後の後遺症 関節機能異常を改善したら症状が軽減する例」という記事を書きました。 同じような例ですが、ちょっと違ったパターンを今回書いてみた... -
鍼灸で本を治す、本治法ということ その1
X に投稿したものをまとめて加筆したものです。 精神科医の某先生は、少なくとも心の中に原因を求めても現在困ってる症状の原因かどうかわからない。それよりも今現在の... -
気一元論と陰陽五行、世界の分節化という発想
以下の文章は2023年の4月と5月に仏教サロン京都で行った五行論の導入として行った講義をまとめたものです。本年2024年の5月におこなう「古代中国の神秘主... -
講座:古代中国の神秘主義的人体論をやります
令和6年5月25日に仏教サロン京都さんで、中国医学の人体論について会場とWEBのハイブリット講義を行います。中国医学の基本図書である『黄帝内経 霊枢』の本神篇を... -
不眠の失眠穴は荘子の踵息が元ネタか?
不眠の治療で有名な経穴(ツボ)に失眠穴があります。踵(かかと)の中央部にあります。対処療法的なツボとして鍼灸師はよく使います。 なぜ踵で不眠が治るかですが、あ... -
中国の伝統医学・伝承医学の伝統や伝承を担保するということ(2)
先日、「中国の伝統医学・伝承医学の伝統や伝承を担保するということ」という題で、中国の伝承医学における血脈相承について書きました。伝統文化を学ぶ人間には当たり... -
機能性ディスぺプシアと鍼灸・手技療法その1(手術後の場合)
機能性ディスぺプシアの原因として「胃運動機能異常(胃が十分に動かず、食べたものをうまく十二指腸に送ることができないこと)や、胃酸過多、胃の知覚過敏(小さな刺...