Q&A患者さんの治療中に疲れるのをどうしたら防げるか?

鍼灸治療をしているとすごく疲れるときと疲れにくいときがあります。私の場合、すごく疲れると下腹部が空虚になり、それでも治療に注意を向けるととても疲れます。

先生は治療中に疲れないために意識されていることがおありでしょうか。あればご教示くださると幸いです。

うーんこれは、患者をたくさん診すぎたか、邪気を貰ったかじゃないですかね。

たくさん治療すると何をやっても腎気を減らします。だから下腹や下半身に力が入らなくなるのです。こうなると患者さんの邪気を受けやすいです。これは治療を続ける以上、何をやっても程度問題で仕方ないです。無くすには治療しないことですが、そうでなければできるのはできるだけ受けなくするか、回復をはやめるかしかありません。それには難易度の低いものから高いものまであります。

治療前だと金のブレスレットやネックレスをする、ツボに対面しない、労宮付近で触診しない、気を同調させない、患者さんと呼吸を合わさないとかいろいろありますね。治療ブースは換気がいいこと、できたら緑の多い場所、都会ならウチみたいに神社の自然に面している(公園でもいいですが)、結界を張る、神仏をお祀りするとかもあります。うちは本尊として待合室に白ターラ菩薩のタンカ(仏画)と緑のターラ菩薩の仏像をお祀りしています。他にも仏像やらタンカやらお祀りしています。

治療後だと、消耗した腎気の回復をはやめる方法として、呼吸法や太極拳・気功・瞑想をするとか、風呂に入る、しっかり寝るとかこれもいろいろあります。

私が治療中・治療後によくやっているのはクンダリニー・ヨーガの特殊な技法で他の方には全く参考にならないと思います。これで治療中に結界張ったり、治療で損傷を受けた微細身(Sūkṣmaśarīra)、中国医学でいう魄ですが、これに対して特殊な呼吸法と瞑想をやって修復をこころみています。がんの末期なんかの患者さんの治療中にこれをやって結界を作り、邪気を受けないようにしていますし、受けたら排出です。このやり方は鍼の師匠から学んだのではなく、宗教上の師匠から習ったものや自分で長年やってきたものです。

私がアウトドアが好きなのは、微細身の浄化目的という面もあります。自然の中で瞑想するんです。自然林の中でテント張って寝ると元気になりますよ!ってこれも参考にならないですね。

とりあえずはキチンとした食事と睡眠です。

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