

施術の最中に、養生ということで食べたり飲んだしていることをよくうかがいます。いろいろ調べていると、メーカーも結構気にして添加物類を少なくしたりしていますね。先日は駄菓子の袋詰めをある方からいただいたのですが、子供が食べることもあるのでしょうか、食品添加物がずいぶん少なくなっていて、ちょっとおどろきでした。飲み物系も各メーカーは気にしているようですね。
これを書いているのは2023年9月ですが、江崎グリコのカフェオーレ飲料もバージョンアップを重ねているようです。江崎グリコのサイトには「江崎グリコ カフェオーレの公式サイトです。カフェオーレは新しく生まれ変わりました。おいしさのひみつや、カフェオーレのこだわりをご紹介します。」としてカフェオーレがバージョンアップされたことを強調しています。成分表示を見てみると、
2023年版:生乳(50%未満) (国産)、乳製品、砂糖、コーヒー 果糖 /カラメル色素
カフェオーレのパッケージより
とあります。「/」以降は食品添加物を表していますが、カラメル色素だけ記されています。
「新しく生まれ変わ」る前のやつを調べてみると、
2020年版:生乳(50%未満) 砂糖、コーヒー/カラメル色素、pH調整剤、乳化剤、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース(一部に乳成分を含む)
2021年版:生乳(50%未満) (国産)、乳製品、砂糖、コーヒー 果糖 /カラメル色素、pH調整 剤、香料、乳化剤
とあるようで、食品添加物の種類を一昨年から減らしてきたようです。世の中の健康意識の向上と売れ行きを気にしてでしょうか?
食品添加物のカラメル色素には四種類あって基本的には安全性に問題がないとされています。中でもカラメルIが一番安全性が高いようですが、成分表示にはそこまで表示はされていません。
カラメル色素 | E番号 | 亜硫酸化合物 | アンモニウム化合物 | 一日摂取許容量(ADI) |
---|---|---|---|---|
カラメルI | E150a | 不使用 | 不使用 | (設定なし) |
カラメルII | E150b | 使用 | 不使用 | 0-160mg/kg/day |
カラメルIII | E150c | 不使用 | 使用 | 0-200mg/kg/day (固形物換算0-150mg/kg/day) |
カラメルIV | E150d | 使用 | 使用 |
2023年度版の炭水化物量は一本あたり15.5gで砂糖と果糖由来が大半でしょうが、血糖値に大きな影響を与える砂糖の量が結構少なくなっているんではないでしょうか。まあメーカーも消費者に買ってもらえるようにいろいろ考えているんでしょう。
糖質と健康の話は別に書きましょう。